電気グルーヴ『虹』の歌詞について
作詞・作曲 石野卓球
この曲は交響詩篇エウレカセブンの最終話(50話)のエンディングに流れていました。
遠くて近い つかめない どんな色かわからない
ゆっくり消える虹みてて トリコじかけになる
距離感はわからないけど、たしかにそこに光があるようですね。
虹は太陽が移動することで消えるので、時間の経過を意味しているっぽいです。
なんとなく空を長時間見てしまうことありますよね。あれがトリコじかけになっている状態なのかなあ、と思います。
くりかえす事もタマにある ぼんやりとただ意味なく
遠く短い光から 水のしずくハネかえる
ゆっくり消える虹みたく トリコじかけにする
”遠く短い”→光は点と連想されます。
水のしずくがはね返る様子は誰が確認しているんでしょうね、謎です。
「(私を)トリコじかけにする(光が)」と私は読みました。ぼんやりとしていた光がはっきりし始めたのかなあと思います。
ふりかえる事もたまにある 照れながら思い出す
遠くて近いつかめない どんな色かわからない
ゆっくり消える虹みてて トリコじかけになる
ここで振り返っているのが思い出なのか 何なのか分かりませんが、この曲全体に漂うぼんやりとした感じが僕は好きです。
仮にそれを思い出としたとき、”遠くて近いつかめない どんな色かわからない”は刺さる歌詞になります。
ふと何か懐かしいことを思い出したとき、思ったより時間が経っていた経験が私にはあります。思い出は時間の経過と同時に消えゆくものなので、その様子が「虹」のようなものだと私は読みました。謎です。
くりかえす事もタマにある ぼんやりとただ意味なく
遠く短い光から 水のしずくハネかえる
ゆっくり消える虹みたく トリコじかけになる
くりかえす
くりかえす
くりかえす
くりかえす
くりかえす ふりかえる
くりかえす
くりかえすふりかえる
くりかえす
くりかえすふりかえる
くりかえす
サンドウィッチマンのあるコントに「名曲と言われる曲には必ずリフレインがある」という言葉がありますが、この曲の終わりはリフレインで締められています。
聞きたい人は
電気グルーヴのゴールデンヒッツ?Due To Contract
- アーティスト: 電気グルーヴ
- 出版社/メーカー: Ki/oon Records Inc.
- 発売日: 2014/04/01
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「電気グルーヴのゴールデンヒッツ」を買うと良さそうです。
Naked Cityのアルバムに似たようなジャケットあったな~と思ったので貼りました。