ヤマメのブログ2018

電気グルーヴ『虹』の歌詞について

 作詞・作曲 石野卓球

 

この曲は交響詩篇エウレカセブンの最終話(50話)のエンディングに流れていました。

 

遠くて近い つかめない どんな色かわからない

ゆっくり消える虹みてて トリコじかけになる

 

距離感はわからないけど、たしかにそこに光があるようですね。

虹は太陽が移動することで消えるので、時間の経過を意味しているっぽいです。

なんとなく空を長時間見てしまうことありますよね。あれがトリコじかけになっている状態なのかなあ、と思います。

 

くりかえす事もタマにある ぼんやりとただ意味なく

遠く短い光から 水のしずくハネかえる

ゆっくり消える虹みたく トリコじかけにする

 

 ”遠く短い”→光は点と連想されます。

水のしずくがはね返る様子は誰が確認しているんでしょうね、謎です。

「(私を)トリコじかけにする(光が)」と私は読みました。ぼんやりとしていた光がはっきりし始めたのかなあと思います。

 

ふりかえる事もたまにある 照れながら思い出す

遠くて近いつかめない どんな色かわからない

ゆっくり消える虹みてて トリコじかけになる

 ここで振り返っているのが思い出なのか 何なのか分かりませんが、この曲全体に漂うぼんやりとした感じが僕は好きです。

仮にそれを思い出としたとき、”遠くて近いつかめない どんな色かわからない”は刺さる歌詞になります。

ふと何か懐かしいことを思い出したとき、思ったより時間が経っていた経験が私にはあります。思い出は時間の経過と同時に消えゆくものなので、その様子が「虹」のようなものだと私は読みました。謎です。

 

くりかえす事もタマにある ぼんやりとただ意味なく

遠く短い光から 水のしずくハネかえる

ゆっくり消える虹みたく トリコじかけになる

くりかえす

くりかえす

くりかえす

くりかえす

くりかえす ふりかえる

くりかえす

くりかえすふりかえる

くりかえす

くりかえすふりかえる

くりかえす

 サンドウィッチマンのあるコントに「名曲と言われる曲には必ずリフレインがある」という言葉がありますが、この曲の終わりはリフレインで締められています。

 

聞きたい人は

電気グルーヴのゴールデンヒッツ?Due To Contract

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グラン・ギニョール

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電気グルーヴのゴールデンヒッツ」を買うと良さそうです。

Naked Cityのアルバムに似たようなジャケットあったな~と思ったので貼りました。