FUJI FEATHERのダメなところ ~安ハブの運命(さだめ)~
FEATHERくん
FUJIのFEATHERは街乗りアーバンなシングルスピードバイクです。昨年の秋に購入して、早くも1年が経ちました。
「別売りコグも買ったし、俺もメッセンジャーの仲間入りやな~。固定ギア特有の"ダイレクトな走り"楽しみやな~。」これは昨年秋のことです。
F別売りのパーツ(コグ)を買い揃えることでピストバイク(固定ギア)にもなる謎販売スタイルをとっています。ピスト化がおまけなのは少し残念ですが、良い自転車です。
特に惜しいところは、コイツの存在です。
FEATHERと1年付き合ってきて気づいた悪い所を記事にしました。
厚歯コグとボク
出会いは突然です。彼と出会ったのはヤフオクで落札した安リアホイール上。おまけですが、コグが3つ付いてきました。ありがとうございます。
コグは自転車パーツの中でもかわいい系です。
7mmの隙間 ~厚歯×薄歯 謎環境~
「あれ?こっちのコグ薄くないか?」
FEATHER純正コグは薄歯です。3/32インチ(約2.4mm)、厚歯は3.1mmなので7mm厚さに違いがあります。思ったよりもだいぶ薄いです。
人は、安ホイール落札によって厚歯コグと出会います。また同時に薄歯コグと出会うことになるのです。
ぼくのFEATHERは3年前のモデルです。中古なので詳しいことは分かりませんが、IZUMI製の1/8チェーンが付いていました。It's 厚歯用チェーン!
厚歯はピストの基本、頑丈・男前・男らしさの厚歯です。
厚歯×薄歯は動作しますがクソです。チェーンは辛うじてかかりますが、かなりの隙間ができてスカスカです。シングルギアにもかかわらず、チェーン落ちに悩まされます。シンプルな構造で壊れやすいのでは笑われ者です。
厚歯チェーン、薄歯コグでは7mmの隙間ができるはずなので当たり前ですけどね。
FORMULA(フォーミュラ) ピスト用ラージハブ リアのみ スプラインタイプ 32H Black TH-61
- 出版社/メーカー: FORMULA(フォーミュラ)
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のろいのスプラインハブ
FEATHERの純正ホイールは、ディープリムに安ハブという構成です。ディープリムはアルミ製なので、はっきりいって鉄下駄ホイールです。しかし、格安で手に入れたピストですし、街乗りメインであれば問題ありません。
問題なのは、あの安ハブです。
コグからわかる通り、ハブは変な形をしています。
マイナーな規格あるあるですが、サードパーティが見つかりません。「kuso and...」です。
どこかのブログで読んだ「より精度の高いコグを使いたいときは、ホイールを交換する必要があります」は、このことか~!となりました。うまい表現をしますね。
そのため、FEATHERは純正ホイールを使用すると「厚歯チェーンリング×厚歯チェーン×薄歯コグ」という謎環境で運用を強いられます。のろいのハブですネ。
本当にこれはよくありません。
求ム、スプライン型"1/8"コグ
FEATHERは安く手に入る割には形がキレイな良いチャリなので、別売りコグのリニューアルもしくは純正ホイールのハブを変更して欲しいです。いや、したほうがいいと思います。