男子ニート生活シングル
2年前の夏に、僕は2ヶ月のニート生活を経験した。ニートが続く人はある種の才能があるとこの経験から感じた。二度とニート生活したくないなあ、と思う。
楽しかった1週間
仕事・学校が忙しいとき、「すべて投げ出してニートしたい~」と思ったことはあると思う。拘束時間ゼロ・課題やる必要なし・昼から好きなことやり放題、夢のような環境が手に入る。寝る前にいつもやっていたゲームが無限にできるし、動画や映画見放題だし、何よりバイトや学校の予定について考えなくていいのが嬉しかった。そんな「男子ニート生活シングル」が1週間続いた。
「楽しい」が続かないニート生活
しかし、しばらく経つと「今日はどうやって時間を潰そうか」と思い始めた。忙しかった頃、あれだけ思い浮かんでいたやりたい事がニート生活を送っているうちに溶けて無くなっていた。ゲームや映画も次第に飽き始める。
ゲームや映画を観るのは、今まで楽しい時間だったはずなのに「今日もいつも通りの生活をしてしまった。何もしなかったなあ。」という思いばかり残った。また、声を発する機会が激減する。「長いアイスのスプーン要りますか?」とドラッグストアのおばちゃんに質問される時ぐらいしか喋ることがない。
ぼくのニート生活
やって分かったこと
マジで無の時間を過ごした事で自分にはニートの才能が無かったという事が分かった。当時の自分に対して「自由時間を有効に使えるタイプじゃないから辞めとき」と言いたい。上記の記事内に、
” 空眺めるのほんと楽しい。毎日変わるのは空ぐらいやしな。雲の変化を目で追ってるだけで一日おわる ”
という意見があったとあるけど、この人は自分なりの楽しみ方を新しく発見できているからかなりすごいと思う。
やって良かったと思うこと
僕は、今後ニート生活をしたいと思わないと思う。ある意味地獄だった日々が繰り返されないだけで少し幸せなのかもしれない。「ニート生活向き不向きあるとか本当かよ」と思う人や学生やってる人は、長期の休みを利用してやってみることをオススメしたい。
まとめ
2ヶ月普通に苦痛だったので、興味がある人は是非チャレンジしたみて欲しい。新たな知見を得ることになると思う。
ここまで男子ニート生活シングルについて書いたが、これ大人数で集団ニート生活をすればまた環境が変わってくるんじゃないかと思う。話し相手がいて、孤食が減れば精神衛生上悪くない生活が送れたはずだ。